トリニティの原価マスクは利益なしでなぜ販売?理由と原価の内訳には何の費用が含まれる?

通販

トリニティ株式会社がマスク需要が
拡大している現状を受け、
マスクを原価で販売すると発表されましたね。

 

マスクを出来るだけ安く手に入れたいと
思っている現状では有難い試みです。

 


でも、トリニティの原価マスクは利益なしでなぜ販売されているのか?
その理由が気になる所ですよね。

 

それと、原価って言っても実際のところ
その内訳に何の費用が含まれているのか?

 

それらトリニティの原価マスクで
気になる事についてまとめました。

トリニティの原価マスクが利益なしで販売された理由

今の世の中の状況でマスクを安く買える。
これは多くの人にとって有り難いですよね。

 

でも購入の時には原価(利益なし)での
マスク販売に至った理由が気になります。

 

その点についてはトリニティの
ホームページに記載がありました。

 

日本全体が感染拡大を防ぐために一致団結していくべきこの時に、どこにも売っていない、売っているのは高額だったり粗悪品だったりする、という状況を変えたいと考えました。

 

以上がトリニティという会社が
原価マスクの販売に至った理由です。

 

企業としてはどうしても利益が欲しい中、
こういった判断は素晴らしいです。

 

ただ、トリニティ株式会社が最初から
意識していたかどうかは分かりませんが、
結果として会社の知名度が一気に上がり、
イメージアップにもつながったのは間違いないと思います。

 

でも、それは「原価マスク」を思いついた
アイディア勝ちですね。

 

・マスクの需要が急激に増えている現状
・マスクが高値で取引されている不満

 

これらを考慮した上で非常にインパクトの
ある戦略ですし、「原価マスク」という
ネーミングもすごくシンプルでありながら
キャッチ―だと思いました。

 

一発で商品がどんなものか分かった上で、
一度聞いたら忘れないですよね。

 

しかも転売対策としてパッケージに
原価を記載してしまうという発想も
普通は出てこないな~と感じました。

 

でも言われてみれば有効な方法ですし、
それが上手く機能してほしいですね。

トリニティの原価マスクの内訳には何の費用が含まれているのか?

「原価マスク」…と聞いて、
原価にはどんな費用が含まれているのか?
気になったので調べてみました。

 

まずは原価マスクの販売価格ですが、

 

原価=販売価格(税込み2,176円)

 

三層不織布マスク50枚入りとなっています。

 

そしてその原価マスクにかかっている
費用の内訳は以下の通り。

 

・仕入価格      (1,469円)
・輸送費       (150円)
・関税        (69円)
・倉庫手数料     (200円)
・カード決済手数料 (70円)
・消費税       (218円)

 

この費用にプラスして、
1箱購入だと495円、
2箱以上の購入で506円が
マスク購入時の送料としてかかります。

 

中国でマスクを製造

中国で携帯電話を製造している会社の
クリーンルームを活用してマスクの製造を
しているということで輸送費や関税なども
かかってしまうようです。

 

倉庫手数料が結構かかっているので、
大きなところを借りているんでしょうか?

 

人件費は含んでもいいんじゃないかな?
という気がしますが会社の方針、
という事なんでしょうね。

 

他にもパッケージ、ウェブ制作費や
サーバの費用などもかかっていますが、
それらも省いているそうです。

 

会社としてはあまり見せたくない費用だと
思いますが、堂々と公表しているのは
本気度の現れ、という事でしょう。

 

以上、トリニティの原価マスクが
利益なしで販売された理由と
原価の費用の内訳についてでした。

 

こうやって公表してもらえると
購入するかどうかの判断がしやすいですね。

 

これからもっとマスクの供給が
増えてくれることに期待したいところ。

 

もしシャープのマスクにも興味がある、
ということでしたらこちらの記事
読んでみて下さい。

 

以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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