ソフト麺の給食はどの地域でいつまで?東京・埼玉、関西や九州にはあったのか?

懐かしの味

ソフト麺が学校給食での定番メニューと
呼ばれていた時期もありましたが、
今では見る機会が減ってきています。

 

ソフト麺と聞いて懐かしいと思う人もいれば、
その存在自体を知らない人も…

 

今回はそんなソフト麺についてのお話です。

 

ソフト麺の給食はどの地域であったのか?

基本的にはソフト麺の給食は東京・埼玉などの関東圏、
名古屋など東海地方や、中国地方の一部の地域でよく出されていました。

 

そのため、それ以外の東北・北陸・四国・九州などといった地域では
ソフト麺自体を知らないという人も多いはず。

 

ただし、給食でよく出されているという地域の中でも
一部の小学校では取り扱っていなかったりする場合もあるかもしれませんね。

 

あくまで大まかな区分ということで、
例えば東京や埼玉に住んでいるほぼ全員が知っている、
ということはないでしょう。

 

ちなみにソフト麺の正規な名称は「ソフトスパゲッティ式めん」で、
うどんに比べると伸びにくくて消化が良いのが特徴です。

ソフト麺の給食はいつまで存在していた?

1960年頃にパン以外の主食を増やすという目的で
東京都が給食で出すようになってから次第に他の地域でも定番化していったんです。

 

でも、それ以外の主食が普及するにつれて徐々に給食での登場回数が減り、
2015年に東京の学校給食会で規格外と判断されたことで、
ついに定番メニューからは除外されてしまうことに…

 

 

米飯給食の普及

今でこそ当たり前に出されるようになったご飯ですが、
米飯給食へと見直しが始まったのは1970年の後半ごろから、
そして文部科学省が2009年にさらに推進したことによって、
米飯給食が非常に多く出されるようになりました。

 

そうなってくるとパンや麺類が主食の回数が減ってきますし、
麺類と言ってもソフト麺以外にもありますよね。

 

こうして、徐々に給食で見かけることが少なくなっていったんです。

調理の手間

ソフト麺は出荷の前に蒸気での殺菌処理をしなければいけないので、
他の麺類よりも調理の手間がかかってしまう食材なんです。

 

しかも給食での取り扱われる頻度はどんどん減っている。

 

ソフト麺の製造でビジネスを成り立たせるのが難しくなっていきました。

 

そのためソフト麺の製造から撤退したり、
事業そのものを辞めてしまったりというケースも。

 

給食で慣れ親しんでいる人にとっては、
やっぱりちょっと寂しくはありますよね…

まとめ

・ソフト麺は関東・東海地方や中国地方の一部では知名度が高い
・米飯給食の普及や業者の撤退などにより学校給食に出される機会が激減

 

ただ、やっぱり給食でよく食べていたという思い出から
また食べてみたいといった声も多いようです。

 

カルディのオンラインストアなど通販でも購入が出来るので、
懐かしの給食の味を堪能してみるのも良いですね。

 

以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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